あなたは、美白化粧品の安全性について以下のような疑問を持っていませんか?

「美白化粧品に副作用はあるの?」
「美白化粧品は、安全に使用できるの?」
「危険性のある成分はどれ?」

美白化粧品は強力な美白成分が配合されているイメージが強いため、副作用や危険性が高いという印象を持っている人が多いのではないでしょうか。

このページでは、美白化粧品の安全性や副作用、危険性のある成分などについて詳しく紹介します。

1.ロドデノールの特徴や危険性


ロドデノールの特徴や働き、危険性について紹介します。

1-1.ロドデノールの特徴

ロドデノールとは、化粧品メーカーのカネボウが独自に開発した成分のことです。

白樺など植物由来の天然成分から作られています。

シミやそばかすを防ぐ効能が厚生労働省に認可され、2008年1月に美白有効成分の1つに加わりました。

1-2.ロドデノールの働き

ロドデノールは、チロシナーゼの働きを抑制する作用があります。

そのため、紫外線などの外部刺激を浴びてもメラニンの生成を阻害し、新たなシミを予防する効果が期待できるのです。

1-3.ロドデノールの危険性

2012年10月に、ロドデノール配合の化粧品を使用すると、白斑(肌がまだらに白くなること)が発生したと皮膚科医からカネボウ化粧品に報告されました。

白斑が発症した部位は、額や目の周り、手の甲、指の間などロドデノール含有化粧品がより多く付けられていた部位でした。

その後、2013年5月にも同じような報告がされ、これを機にカネボウが自主回収を発表したのです。

白斑の原因元はロドデノールといわれていますが、はっきりとした原因は判明していません。

そこで、ある会社が動物実験を行ったところ、ロドデノールは高い経皮吸収性があると発覚しました。

また、カネボウ化粧品に含まれていたロドデノールの含有量が2.0%と非常に高濃度だったそうです。

このことを含めて考えてみると、ロドデノールがメラノサイトのある基底層まで浸透し、高濃度だったためメラニンが一切生成されなくなり、白斑を生じたということが分かります。

また、皮膚の厚さは部分によって異なるため、皮膚が比較的薄かったり弱まっていたりした部分に白斑が発症した可能性もあるのです。

2.ハイドロキノンの特徴や危険性


ロドデノール以外に白斑が起きたといわれている成分としてハイドロキノンがあります。

ハイドロキノンの特徴や危険性、白斑の原因について以下で詳しく紹介します。

2-1.ハイドロキノンの特徴

ハイドロキノンは天然にも存在する成分で強い還元作用があるため、写真の現像や酸化防止剤として使用されていました。

ある時、写真を現像していた人の手が白くなったことから、ハイドロキノンは漂白作用もあると判明したのです。

昔は医師のみが処方できる成分でしたが、ハイドロキノンの濃度が4%以下なら発がん性や白斑の危険性が無いと確認されました。

それから、2002年に市販の化粧品にも配合が許可されたのです。

2-2.ハイドロキノンの働き


ハイドロキノンは、2つの作用があります。

・チロシナーゼの働きを抑制
・メラニンの還元作用

チロシナーゼの働きを抑制することで、メラニンの生成を阻害し、新たなシミの増加を防ぐことができます。

また、メラニンの還元作用で黒くなったメラニンを無色化し、今あるシミを改善することもできるのです。

2-3.ハイドロキノンの危険性

ハイドロキノンは、以下の危険性があるといわれています。

・漂白作用が強いため、長期間使用すると白斑を起こす危険性がある

・メラニン生成を阻害するため、使用後に紫外線を浴びるとシミを濃くしてしまう可能性がある

・成分自体が不安定なため、酸化しやすい

これらを防ぐためには、紫外線対策をしっかりと行い、冷暗所で保管して1ヶ月くらいで使いきり、酸化を防止することが大切です。

また、ハイドロキノンを独自技術で安定化させたりカプセルで包み込んでいたりすると肌への負担を軽減する効果が期待できます。

3.安全性の高いおすすめの美白有効成分


安全性の高いおすすめの美白有効成分はこちらです。

美白有効成分 表示名
アルブチン ・アルブチン
・α-アルブチン
・β-アルブチン
トラネキサム酸 ・トラネキサム酸
・m-トラネキサム酸
ビタミンC誘導体 ・APM
・APS
・VC-IPなど
プラセンタエキス ・プラセンタエキス

上記の美白有効成分の中でも、特におすすめなのはアルブチンです。

アルブチンは2つの美白効果が期待できます。

・チロシナーゼの働きを抑制
・メラニンの色素沈着を抑制

これらの働きで新たなシミを予防したり、肌内部にあるメラニンのみを排出させて今あるシミを改善したりすることができるのです。

アルブチンが配合されたおすすめの美白化粧品や特徴などはこちらのページに詳しく紹介しています。

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アルブチンが配合されているおすすめの美白化粧品
あなたは、アルブチン配合の美白化粧品について、このような疑問を持ったことはありませんか?様々な美白化粧品があるけど、アルブチンを含んでいるおすすめの化粧品はどれ?…

また、おすすめの美白有効成分についてはこちらのページに詳しく紹介します。

参考記事
美白化粧品・化粧水・美容液の代表的な有効成分とその効果について
「美白有効成分は、どんな成分があるの?」「美白有効成分は、どんな効果が期待できるの?」・・・

4.その他の危険性のある成分


美白化粧品に配合されている美白有効成分は、厚生労働省が安全性を確認しています。

しかし、美白有効成分と一緒に危険性のある成分が配合されている可能性があります。

これは、美白化粧品だけではなく、化粧品全般にいえることです。

そのため、美白化粧品を購入する際は、一度成分表を確認して危険性のある成分が含まれていないか確認しましょう。

危険性があるといわれている成分の特徴などを下記で紹介します。

4-1.パラベン

特徴化粧品に配合される防腐剤の1種
・防腐剤として医薬品や食品にも含まれている

危険性
・体内に蓄積されると乳がんなどの発がん性を伴う危険性がある

4-2.ホルムアルデヒド

特徴・自然界に存在する物質で特徴的な臭気がする
・防腐剤や殺菌剤として使用される

危険性
・肌の乾燥を悪化させる
・この成分を繰り返し使用すると、ぜんそくやガンを発症する可能性がある

4-3.コールタール

特徴・皮膚炎や湿疹などの皮膚疾患を抑制する
・かゆみ止めに使用されていることが多い
・頭皮トリートメントに配合されている
危険性
・発がん性や催奇性の疑いがある

4-4.トルエン

特徴・マニキュアや毛髪染剤に含まれる成分

危険性
・神経系に有害で、吸ってしまうと頭痛やめまいを引き起こす可能性がある
・使用頻度が高いと出産時欠損や流産を招く危険性もある

4-5.ヒドロキノン

特徴・美白効果があるとアメリカなど多くの国が使用している

危険性
・発がん性物質を含んでいる
・使用頻度が高いと灰色がかった茶色の腫れものができる可能性がある

4-6.ジエタノールアミン(DEA)

特徴・石鹸やシャンプーなどを泡立てる成分として使用されている

危険性
・成分自体に発がん性はないが、他の薬品と反応すると発がん物質に変化する

4-7.フェニレンジアミン(PPD)

特徴・毛髪染剤(まつ毛を含む)として使用されている

危険性
・発がん性がある

4-8.ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウム

特徴・石鹸やシャンプーを泡立てる成分として配合されている

危険性
・長期的に使用すると発がん性のリスクが高まる

4-9.トリエタノールアミン(TEA)

特徴・吸湿性に優れており、空気や紫外線などで着色する
・アンモニアのような臭気がする
危険性
・目に違和感を与えたり髪や肌の乾燥を悪化させたりする
・アレルギー反応を起こす可能性もある
・長い間使用すると体内に蓄積され毒性になる

5.美白化粧品を使用する際の注意点


美白化粧品を使用する際は、美白有効成分の併用を3種類までにしましょう。

厚生労働省に認可されている美白有効成分は、美白効果や安全性が確認されています。

一方、複数の成分を同時に使用した際の安全性までは明記されていません。

そのため、美白成分が配合された様々なメーカーの化粧品を一緒に使用しないことがおすすめです。

また、メーカーはライン使いをするのを前提として有効成分を化粧品に配合しているため、1つのメーカーの商品を使用した方が高い美白効果が期待できます。

6.まとめ

今回は、美白化粧品の安全性や危険な成分などを紹介しました。

美白化粧品に配合されている美白有効成分は、厚生労働省に安全性が確認されています。
しかし、商品によっては美白有効成分と一緒に危険性のある成分も含んでいる可能性があります。

そのため、美白化粧品を購入する際は一度成分表を見て、危険な成分を配合されていないか確認することが大切です。

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